一箱古本市 出店のススメ②店主に向いている人

気軽に古本屋さんをできるのが「一箱古本市」です。

個人で本屋さんを経営することは、相当の覚悟と商売の才覚がなければ難しいですが、

トランクケース1つの在庫で、1日限りの古本屋さんをすることができるのが、

一箱古本市です。


古本市に過去2回出店して思う、店主に向いている人は

人と本の話をするのが好きな人

です。


出店料や、事前の準備物は、それぞれの一箱古本市によって異なりますが、

限られた在庫で、限られた時間のみ、本を売る、

ということは、どの会場でも一緒です。


当日は、重たい本などの準備物をもって、店主として1日店番をします。

正直、大変です。その大変さがあっても出店するのは、

本を介して人と出会うことが楽しいからです。


本業でやっている古本屋さんは、赤字が出ては困りますが、

一箱古本市の場合は、商品は家にある本のことが多いので、

なかなか原価計算などが難しく、当日の準備物のいろいろとあるので、

細かく計算して利益を追求している人はいないのではないかなあと思います。


私自身も、

読まなくなった本が手に取ってもらえて嬉しい、

直接次の人に手渡せたら楽しい、

という感覚が大きかったです。


ちなみに、鳥取県で開催される一箱古本市は、

参加費が少額のことが多く、

(1,2回目は無料、3回目の今回は250円でした!)

準備物も最小限。

とても気軽に出店できる古本市です。


家に読み終わった本が20~50冊程度ある人は、

誰でも参加が可能です。

一人でなくても、家族や友人と一緒にお店をもつことも可能です。そして、

次の読み手に直接本を手渡せるのが「一箱古本市」のいいところです。

愛着のある本なんだけど、

どうしても手放さなくてはならない、

捨ててしまうのはもったいないし、

BOOKOFFにもっていって買いたたかれるのも忍びない。。。

せっかくなら自分の手で、

次の人に手渡したい。

そんな風に思ったなら、ぜひ一度、店主になってみてください。

また、

本屋さん、古本屋さんが好きな人や、

普段は読まない本と出会いたい人、

本好きの人に出会いたい人、などは、

出店はしなくても、ぜひ一箱古本市に足を運んでみてください。

一口に古本といっても、どんな本を売るかは人それぞれ。

それぞれのお店のラインナップが、

そのまま店主さんの読書歴を表していたりして

興味深いです。




Tottori 空き家活用の模索者

鳥取県の2件の空き家の管理運用を模索しています。今のところ、家族に空き家を手放す気持ちはなく、時々そうじに行っていますが、人の住む予定もなく… 私設図書室、または地域の集会所のような形にできないかと妄想中です… 空き家があるのはともに限界集落。空き家から考える 地域のミライ を記事にしていけたらと思います(^^)

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